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京のかがやき in EXPO KYOTO MEETING

プロジェクト概要

2025年2月に京都 祇園甲部歌舞練場で開催した「京のかがやき」をアレンジし、30分の万博だけの特別バージョンとして披露するプロジェクト。弊社では、このプロジェクトの、演出・プロデュースを担当。
披露する場所は、万博会場内最大のホール EXPOホール(シャインハット)。収容人数1000名以上。
祇園甲部歌舞練場では可能だった演出も、会場特性上できない部分もあり、ストーリー、構成、演出手法なども変更しながら、特別バーションの制作を行っていきました。
当日は、その日のイベントの中でも最大規模の動員で、多くの方にショーをお楽しみいただきました。

プロデュースのポイント1
伝統芸能らしくない、物語仕立ての構成

京のかがやきにおいて、最大の特徴でもある、物語仕立ての構成。今回は、万博ならではの構成として、万博に行きたい、自分の「夢」を叶えようとする主人公を、観客が追いかけていくオリジナルストーリーを制作。その主人公を応援する(という設定の)、各団体の渾身の演奏・踊りの披露が相まって、より観客の心に訴えかけるストーリーとなっています。本ストーリの制作には、京都に源流を持つ、講談師 玉田玉秀斎氏にも参画いただき、より深みのあるストーリーを制作しております。

プロデュースのポイント2
リハーサル「なし」という条件に合わせた、楽曲の事前収録と事前リハーサルの開催

今回、リハーサルについては、かなり制限があり、演者抜きのテクニカルチームのチェック時間として2時間で仕上げる必要がありました。そこで、事前に、京都府福知山市内のホールを借りて、全団体が集まり事前リハーサルを行いました。この事前リハーサルについては、弊社の音響機材なども持ち込み、本番さながらの音響をイメージし、リハーサルを行なっていきました。このリハーサルの仕切りは、弊社にて行なっております。

また、2団体の演奏は、生演奏で行うにはかなりリスクがあるため、事前に楽曲の収録を行いました。この収録においても、万博オリジナルバージョンとして、コーラスを何度も重ねて、祭りの賑わい感を作り出すなど、こだわりのこもったレコーディングを行なっています。音楽のミックス作業は弊社の武蔵小杉にあるプライベートスタジオにて行なっております。このように、音楽に関して強みを持っている弊社だからこそできた、コストパフォーマンスとなります。

リハーサルの様子 このリハーサルの映像を元に、背景の映像なども作り込んでいきました

プロデュースのポイント3
オリジナルの楽曲制作

今回のショーの、楽曲は全て弊社社内で制作しております。オープニングの音楽や、エンディングの音楽、シーン間のストーリー中に流れる音楽は、フリー音源などに頼らず、全てオリジナルで書き下ろしを行なっております。
そのこだわりは、この物語を作り上げる上で重要な要素になっています。

編曲・収録音源のミックス作業中のプライベートスタジオの様子

弊社の提供価値1
京都府内の伝統芸能団体との強力な関係値

弊社プロデューサーは「京のかがやき」のプロジェクトに2年以上関わっています。その中で作り上げてきた、京都府内の伝統芸能団体との強力な関係値により、2ヶ月という練習期間の中でこのショーを作り上げることができております。各団体さまの協力なくしては絶対に作り上げることのできない、ショーです。

弊社の提供価値2
強力な演出チームと弊社の企画力のタッグ

このプロジェクトには、数々の大型フェスティバル・ドームツアーなどを経験している、音響・照明・映像・舞台監督チームが、弊社のサポートメンバーとして強力にバックアップしていただいています。弊社のストーリー構成(企画)は必要ですが、それを実現するためのテクニカルプランの設計が必要となります。
Siaddの企画チームと、百戦錬磨のテクニカルチームが相互に力を合わせて、新たな魅力ある、伝統芸能のショーを作り上げております。今回もたった2時間という非常にタイトな、リハーサル時間の中でも成功をすることができた要因は、京のかがやきを2年に渡って作り上げてきたチームとの強力なタッグによるものです。

担当プロデューサー

西川:全体プランニング・音源制作・演出
関塚:進行ディレクション・舞台裏の統率・各団体との各種調整
その他、外部のチームに、映像制作・機材プランニングなどの部分でご協力をいただいています。

実施日
2025年4月23日(水)
場所
EXPOホール(シャインハット) 大阪・関西万博会場内
主な担当範囲
・ショーの企画構成
・演出プラン作成
・音源制作
・事前収録とそのミックス
・当日の進行管理
・リハーサル管理
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